まりさん(10代女性)の証

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こんにちは。

今年から大学1年生のまりです。

 

『証って何?』と思われる方もいると思いますが、クリスチャンが言う証とは、

『神様から頂いた恵みを人に伝えること』

だそうです。(by Wikipedia)

 

これから、私が最近神様にもらった恵みについて、お話しします。

 

私は昔から人の目を気にしやすいタイプです。

人から一線を置かれたり、少しでも悪く思われたりするのが怖いと感じます。

怖くて怖くて仕方ありませんでした。

 

こんな性格ですので、友人に証をしたり、教会に誘ったりすることがなかなかできませんでした。

私は、神様の役に立たずに生活している自分に、とても罪悪感を抱いていました。

他のクリスチャンの方なら普通にできることを、どうして自分はできないのだろうと恥ずかしく思っていました。

 

よく聖書のメッセージで、

「主のために従え、主のために犠牲を払った人ほど天国での恵みは大きい」

と言います。

それは、クリスチャンにとっては、神様からの希望あるメッセージなはずですが、なにもできない私にとっては絶望の言葉でした。

 

『私は天国に行けるのか……。もし行けても、天国に私の居場所はあるのか……。』

不信仰ですが、そんなことまで考えていました。

 

しかし、私は、ある聖書の箇所と出会い、深くなぐさめられました。

マタイの福音書の25章14節から28節です。

 


25:14 天の御国は、しもべたちを呼んで、自分の財産を預け、旅に出て行く人のようです。

25:15 彼は、おのおのその能力に応じて、ひとりには五タラント、ひとりには二タラント、もうひとりには一タラントを渡し、それから旅に出かけた。

25:16 五タラント預かった者は、すぐに行って、それで商売をして、さらに五タラントもうけた。
25:17 同様に、二タラント預かった者も、さらに二タラントもうけた。
25:18 ところが、一タラント預かった者は、出て行くと、地を掘って、その主人の金を隠した。
25:19 さて、よほどたってから、しもべたちの主人が帰って来て、彼らと清算をした。
25:20 すると、五タラント預かった者が来て、もう五タラント差し出して言った。『ご主人さま。私に五タラント預けてくださいましたが、ご覧ください。私はさらに五タラントもうけました。』
25:21 その主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』
25:22 二タラントの者も来て言った。『ご主人さま。私は二タラント預かりましたが、ご覧ください。さらに二タラントもうけました。』
25:23 その主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』
25:24 ところが、一タラント預かっていた者も来て、言った。『ご主人さま。あなたは、蒔かない所から刈り取り、散らさない所から集めるひどい方だとわかっていました。
25:25 私はこわくなり、出て行って、あなたの一タラントを地の中に隠しておきました。さあどうぞ、これがあなたの物です。』
25:26 ところが、主人は彼に答えて言った。『悪いなまけ者のしもべだ。私が蒔かない所から刈り取り、散らさない所から集めることを知っていたというのか。
25:27 だったら、おまえはその私の金を、銀行に預けておくべきだった。そうすれば私は帰って来たときに、利息がついて返してもらえたのだ。
25:28 だから、そのタラントを彼から取り上げて、それを十タラント持っている者にやりなさい。

(新解約聖書 第3版より)


 

最初にこの箇所を読んだ時は、1タラント預かったなまけ者のしもべと自分を重ねて絶望しました。

しかし、何回か読んでいるうちに、そうではないことを確信しました。

それは、この話に出てくる主人は、しもべの能力に応じて任せる金額を変えたからです。

つまり、神様(主人)は、私たち(しもべ)の能力に見合った仕事を任せられるのだ、ということです。

けっして、私たちができないようなおとを、やれと言うお方ではありません。

 

私は、5タラント預かることはないかもしれない。2タラント……いや1タラントかもしれない。

でも、そのわずかなものに忠実になって、私ができる小さなことでも真剣になって取り組めば、

神様は『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたはわずかなものに忠実だったから、私はあなたにたくさんのものを任せよう。』と言ってくださいます。

 

感謝です。

ハレルヤ!

 

(この証は、2015年4月12日の『UCS』にて話されたものです。)

 

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